迷い猫オーバーラン！ 第3話 「迷い猫、見つけた」 の感想

ふう……何とか疑いは解けたけど、さすがはクレカも満足に作れないような不安定職業、社会的信用はゼロと見た。
それでも生きていくためには仕事を完遂してギャラをいただかねばならぬのよ。
指紋を採られることの一度や二度くらい……
指紋採られちゃったよ……。
そっと小指で涙を拭いて感情リセット。カランカランとドアを開けて。
こんにちは～、リポーターのＫでっすっ！

　……って、あれ……誰もいない……

あの～、すんませ～ん……？

3人の夜

嵐の中忘れ物を取りに来た文乃　だがついに停電してしまったということで文乃は泊まっていくことに
・・・まぁそういう状況になるよねｗ　イイ感じにラノベな展開だよｗｗ　
停電を怖がる文乃もまた至極テンプレと言うか・・・懐中電灯を持ってただけで怒られる巧がなんともかわいそうで羨ましい＾＾
極めつけは3人並んでおやすみかなぁ～　巧が真ん中に入るのはお約束です
落雷で怖がって巧みに寄り付いてくる文乃・・・ホントわかりやすいなオイｗ

だが一方の希はその二人を見て身を引く決断を密かにしていて・・・翌朝には突如として姿を消してしまいます
・・・ぶっちゃけここからの流れが今回とても引っかかってるわけで＾＾；
そしてこの流れについての感想でおそらく今回の感想はシマると思いますｗ
まず文乃らの心情描写はとても繊細でよかったと思う
自分と巧の仲を見てしまったから希は消えてしまった・・・
そこからの文乃の描写は超ツンデレを介しながらもいやというほど伝わってくるものがあって良かったです
ラストの巧へのお手、っていうのもまた良かったんじゃないかなぁ～
二人の関係性が再確認できる粋ななかなかのシメだったと思います

だが決定的なところとして積み重ねがないっていうのが非常に大きい
まず3話時点で説得力の出せる話ではない
文乃の告白やら希の失踪やら・・・ちょっと置いてけぼりを食らったｗ
特に希の巧達への思いの強さですよね・・・彼女が巧達と絡みだしてまだ1話分とちょっと
正直言ってしまうと感情移入できない　お世話になったみんなの顔を映されても特に何も思えない
まぁそれは希との直接的な関わり合いではなく、居場所への憧れということなのかもしれない
確かに巧らの結束力は外から見れば並外れたものがあるだろうし
その居場所に入りたいと思いながらも迷惑をかけられないとも思ってしまうのもわかる
でもやっぱ決定的に話の内容に前提としての積み重ねがないような気がしてならない＾＾；

その中で突如として出てきた巧と文乃の孤児設定がさらにテンポを狂わせているわけで・・・
おそらく今回出てきた二人の孤児設定は成功してるんだと思うんです
その大きなところとして作品に横たわっている空気感というものがありますよね
今回の話では特にその重苦しい空気感が顕著でした・・・
前回はBGMの影響が強かったが今回はプラス停電と言うこともあり最初から映像としても重苦しかった
その中で響き渡る真性ツンデレの怒声・・・決して沸点には行かないコント要素・・・
うん、この子が孤児でも無理はない、というか入りやすい設定ではあると思いました
でも個人的なところとして、こんなテンションを期待した作品じゃなかったｗ
まぁこれはとても個人的なところで、ベクトルを変えて、視点を変えてみればまた違うものが見えてきて
それはそれで面白くなるかもしれないが、明らかに当初求めていたテンションとは違うのもまた困りものですｗ
前回も言ったかもしれないが絵柄から察するにある程度のテンション&コントで突っ切るような作品だと思ってたんでね・・・

あと割と繊細な話の内容の中のテンプレツンデレってのがあんまり気持ちよくあてはまってないように感じます
確立されすぎたこのテンプレ萌要素が随所でからぶってると言いますか・・・
言ってしまうとかなえさんの気持ちのイイまでの怒声が周りのテンポとあまり合っていない＾＾；
あとネタとしても死ね死ね言われるのは気分があまり良くないｗ　これはさっき言った空気感を助けてますね・・・





てことでなんか文句垂れたれな3話でした

すみませんねなんだか延々と文句ばっかりで・・・もしかしたら管理人とは毛色が合わないのかもですね＾＾；
なんか予想外にテンションも上がらないし・・・時間帯も悪くないはずなんですけどね
とにかく決定的に空気感が合わないorz　煮え切らないしハッチャケ切らない　
そんな中途半端な中でいやに一貫されたものが散り散りになっている
文乃のテンプレな性格やら梅ノ森のお子ちゃまなキャラ設定やら・・・・のりきれないわぁorz
でも感想は続けようかと思います　一応早々に今回で希失踪イベも消化したわけですし＾＾
毎回監督変更ってのも1クール通してどうなるのか見てみたい　この重苦しい空気が一貫するのはきついけどｗ

ではノシ





余談

そういえば明日提出の課題があったんだった・・・だからこのテンションというわけではないだろうけど＾＾；
そんなものより絶対にこのローテンションに影響してるのは
きっとけいおんを控えたこの時間という現実なんだろうなぁｗｗ

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