Angel Beats！ 第3話 「My Song」 の感想

岩沢のお当番回

ガルデモのボーカルである彼女
ガルデモとは一般生徒、所謂ミーハーなNPC共の注意をその音楽で惹きつけるための存在
初回の食券巻き上げもその一端だし今回のミッションにおいてもその役目は重要だ
天使の管理下におかれてるであろうNPCが惹きつけられる事自体がどうかと思うが
それだけこのガルデモの奏でる音楽は素晴らしいんだろうね
確かに今回のライブシーンはなかなかだったと感じます
初回のような重過ぎる期待度ってのがない分自然に見れた＾＾；
それを差し引いても臨場感や躍動感は凄かったです

そしてゆりと同じように語られる岩沢の生前の記憶
喧嘩の絶えない両親から逃げたその先には音楽があって・・・
自分を目覚めさせてくれたミュージシャンが自分の境遇に似ていたせいもあってか一気に音楽にのめり込んでいく岩沢
バイトでお金を貯める傍ら路上ライブをし、オーデションを受け続ける・・・音楽で生きていくと決めた彼女
だが彼女を過労が襲ったのか、それとも両親の喧嘩のとばっちりが襲ったのか
彼女は頭部打撲、脳梗塞による失語症というあまりにも重い病を患ってしまう・・・
・・・ゆりの時同様分からないのがもちろん彼女自身が死んだ理由でしょうか
失語症で絶望した後の何たるかが語られていない・・・
大体にして頭部打撲というのが疲労から倒れた時のモノなのか両親のせいなのかというのも不明確だ
どちらかと言うと少し描かれているとばっちりの方なのかな・・・
岩沢自身が音楽に猛進していて両親への恨みなどをあまり語っていないところを見ると
過労からくる弊害だと踏んだ方が利口かもだけど
でもどちらにしろここを不明確にしていることは明らかに狙ってのものでしょうね
のちの展開への積み重ねの一つだと思うのが普通でしょうね
・・・親のとばっちりって方が展開としては面白そうではあるかも・・・嫌な管理人だよｗｗ

そして結論からするとこのお当番回の3話で消えてしまった彼女
これによりこの世界に新しい、そして重要な設定が生まれたということですね
自分の目的や主張、本懐を遂げると消える
今回の岩沢の場合は自身の信じる音楽を全うすること
自分が救われたように音楽で誰かを救っていく、とも言っていましたが目の前の大多数がNPCってのも悲しいな＾＾；
だけど彼女は限りなく幸せそうだった・・・この成仏をどう見るかでしょうね
重要なのは岩沢自身は天使に反抗しようとあまり思ってなかったと言うことでしょうか
彼女の心は明確に音楽に向いていた天使や神への反抗ってのは二の次でしたよね
ゆりは神に反抗しなければ死んでしまうと言っていましたが
言い換えると神に抵抗するから成仏出来ないとも取れるわけで
今回の岩沢がいい例ですね　彼女は物語と隔絶されたところで成仏した
アコギを先生が捨てようとしたところは流石にあざとすぎな気もするけどねｗ
いや、でも天使が彼ら彼女らの目的を全うさせ成仏させようとしているのなら
その手伝いとして先生を意図してアコギに向かわせたとも見れるかもしれない





天使の正体とユイの登場

裏で動いていた天使エリアへの侵入作戦
音無はなにやら女の子の部屋にはいるのがどうだの言っていましたが
そろそろ慣れろと言いたい＾＾；　大体にしていろいろと今更過ぎだろ
新キャラのメガネはスルーの方向で　クライスト？ドイツの小説家か何かですか？
その作戦で分かったことは天使は武器などをゆり達と同じ方法で精製していたと言うもの
ゆりはこれを天使が神の加護が受けられてない、すなわち神がいないのではと睨みます
この事態をどう見るかですね・・・簡単に考えるならば天使とゆり達のそこまでの違いはないということでしょうか
にしても天使がディストーションやハンドソニックなどの中二な技名を自分で考えてると思うと・・・物凄く萌えるねｗｗ
是非ともそっち方面の話で花を咲かせたい・・・いい友達になれそうだ＾＾
他ゆり達も含めた生徒名簿などもありましたね　ちょっと分からないのでスルー＾＾；

そして今回満を持して登場したユイ
立ち位置はガルデモの下っ端ですか　妙に地味なところから入ってきますね＾＾；
キャラとしてはハッチャケた年下元気っ子と言いますか・・・かなり色の濃いものとなってます
声はキタエリ　歪みなくてよかったんじゃないかな＾＾
登場前からゆり関連でいろいろと噂されている彼女　果たしてどう動いてくるのか・・・
まずは岩沢の位置に抜擢されるところからかなｗ





てことで岩沢腕3話でした

岩沢ちゃん・・・カッコ可愛い娘だったんで残念かな＾＾；　ミユキチもちと可哀相
でもこの突発的な凄惨な過去話は意図されたものなのかどうなのか　感情移入がしにくいのは狙ったものなのか
岩沢の親への憎しみが全くないってのもなんか奇妙だ・・・死んだかどうかも明確にされてない
大体にして百合の過去話も謎なんですよね　その点でやられやくさんでちょっと面白い考察を見かけたので
そういうのに興味があるってかただけどうぞ　もしかしたらネタバレになるかもなのでそこは自己責任で・・・参照元
まぁこの考察も音無がジブリ云々のことを知っていたことにより変わってきてはいるんだが重ねあわせてみていくと面白くなるかも

天使ちゃんが絶対の敵でも、絶対の天使でもないってのが分かったのも大きいかも
彼女はゆり達に確固とした心の決心や結末を迎えてもらいたい・・・その元で行動しているように感じます
岩沢は間違いなく幸せだった、且つその先があまりに見えなかった　終わりといってもいい
意識不明の中、潜在意識だけがこの世界に飛ばされたとも取れるかもしれないですけどね　なんにしても生きる指針を見つけている
とにかく消えることは全くの悪じゃない　だとするとそれを敵としたゆりの存在がやっぱり際立ってくるわけで・・・
岩沢はこの世界と関係なく自分の本懐をを貫いたことで幸せそうに終わっていった、もしくは目を覚ました
だがゆりの本懐は強いのかもしれないが明らかに負の方向に向いている　
強盗を介した神への復讐・・・彼女が真の意味で前に進めるにはどうすればいいのか
反抗せずただありのままを受け入れることが正義なのか・・・期待しときます

天使が生徒会長ってのもなんか意外だった　さらに生徒たちに反発までされていようとは・・・
本当に天使が神のような存在の手の者だとしたらありえない状況だし設定位置ですよね
神と言われるものならもっと高みから統制すればいいしゆり達だってやろうとすれば簡単に処理できるであろう
それをしない理由・・・やっぱ天使は意図的にゆり達を反抗の中で目覚めさせて本懐を遂げさせようとしているんじゃないかな
ガルデモに心酔するような生徒もいればそれを取り押さえるような先生もいる・・・これを見ると天使の位置は今だ不明だけどね＾＾；
生徒名簿だってゆり達だけ見ているのなら他生徒と一緒くたにする必要ないし
今のところはそんな感じになんとなく考えてます　これ以上の真実と展開を期待

てかこれから毎回のように成仏していくんでしょうかね・・・
次回の野球回では肩を壊した過去があったりするヤツが突如として出てきたりするんだろうなぁ＾＾；

ではノシ





余談

ED絵も岩沢がいなくなったことにより変更・・・
確かにこの構図だと武士っ娘より先に藤巻がいなくなることはないなｗｗ
それと毎回変わると言われていたOP絵　ダイジェスト部分の変更だけだった今後もこれだけか・・・
だとしたらデュラララレベルの変更はして欲しいかも・・・もっと大きな部分の変更を期待してたんでね＾＾；

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