デュラララ！！ 第12話 「有無相生」 の感想

首に傷のある女を取り戻すため帝人に襲いかかった誠二に、女の口から告げられた真実。それは誠二を、そしてセルティを驚愕させた。打ちのめされ呆然とする誠二と、壮絶な怒りでもってその場を去ったセルティ。相対した真実に、それぞれはどんな答えを見つけ出すのか――。一方、そんな運命に翻弄される人々を見つめる帝人に近付く人影。それは情報屋・臨也だった。

それぞれの愛の形

襲い来る誠二から帝人を守ったのはセルティ！！やっぱ頼りになるわぁ＾＾
自分の意思を固めてくれたことへの恩を感じているのかもしれませんね
だが礼を口にしたのはそのセルティではなく以外にも誠二だった
セルティを姉の研究所から外に出してくれて感謝していると・・・
まぁ言うても姉の手の上での二人の関係　その形はあまりにも不自由だったんでしょう
だから彼女を自由にしてやりたい、外の世界に出してやりたい、そして一緒に暮らしたい・・・
愛の力は誰にも止められないんだよ～
そんな痛みすら伴わない現実味のない世迷い言をタレながらセルティと帝人に食って掛かります
ついに業を煮やしたセルティは鎌を振り上げ誠二に引導を渡そうとしますがそれを止めたのはなんと首のセルティ
ではなく張間美香だったわけで＾＾；

話は張間美香の今までの回想へ
どうやら張間美香の誠二に対してのストーキングは相当なものだったらしく・・・
受験の時に隣りに座って微笑んでくれただけで一目惚れ　まぁ全く微笑んでなかったけどｗ　
最期には家を突き止めピッキングで家に忍び込む始末＾＾；
鍵を開け忘れてますよ、ってオイｗｗ
お前を入れないために閉めてるに決まってるだろｗｗ　
この娘の愛も歪んだものですね　これをカワイイって言うのは厳しいかなぁ＾＾；　
あそこまで詳細に描かれると引けてしまう・・・いつの間にかずっといるまといちゃんぐらいがちょうどいいｗ
でもゴメンナサイ！私まだ死んでなかったんです！！っていう言葉はまた彼女を表す言葉ですよね・・・
彼女は一方的で自分本位に見えて実はそうでもないのかもしれない
身を犠牲にした無常の愛・・・みようによっては至極純愛なのかもしれん
それ以上にここで描かれたのは誠二さんの愛の中身の伴わさですよね
彼の愛の中身は幼い頃からってのが非常に大きい要素だったわけで
でも彼はその形としての愛すら見抜けなかったんですよね・・・ちょっと可哀想でもあり自業自得でもあるかな
あまりに彼が自分本意だったってのがよくわかるよ
まぁ第一首だけだとしてもセルティが誠二なんて好くハズないしネ！

だがその過程でセルティが知る新羅の真実　彼は案の定セルティの首の在処を知っていて黙ってたと
でも詰め寄られる新羅はどこかこの期を悟ったように自分の気持ちを喋りだします
セルティに首が戻ることでどこかに行ってしまうかもしれない、だから黙ってセルティを首から遠ざけようとしていた
セルティの気持ちが手にとるようにわかると言う新羅　セルティの言おうとしていたことを見抜いたことがそれを証明しています
君の幸せのためなら諦められる、とは言わない　これは君と僕の愛を賭けた戦い・・・
誠二同様至極一方的な気持ちではあるけど何だこの説得力と共感は・・・戦いと表現するところがなんとも心地いい＾＾
妖精として君がこの世に具現化することの出来たのは首がないから・・・
この世界というのが新羅の見識内だとすればそれに惹かれてそこから変わって欲しくないと思う気持ちも当然わかるなぁ～
物言う実体なきものと物言わぬ実体あるものにこだわり惹かれた者の差といいますか
ないゆえに固執することとあるゆえに固執することの意識の差といいますか
新羅と誠二の決定的な差を表していてとても面白かったです
なんにしてもシメはお互いワンパンしたり抱きついたりととても可愛いバカップル二人でした＾＾
俺もああやって殴ってきたり抱きついてくる可愛らしい彼女が欲しいよｗｗ





日常からの脱却、非日常の渇望

ダラーズの実体を目の前にし帝人を称える臨也君
だが東京での非日常なんで半年もすれば日常になってしまう
さらなる非日常に触れるためアンダーグラウンドな世界に浸ってもそれもまた同じだと・・・
だから進化し続けるしかない　もしくは日常を楽しむしかない
まぁそのとおりですよね　臨也君のクセに正論でウザいなぁｗｗ
そして話の途中で割って入る静ちゃん　嫉妬したんですかねｗ　いい具合にこの頃腐ってきてるなｗｗ

そういえばここで明かされたチャットルームの住人たち
予想通り臨也君＝甘楽、セルティ＝セットンでしたね
セットンってのいうのはセルティストゥルルソンの略ってことで分かるんだが
甘楽ってのはどういう意味なんだろう？分からんなぁ・・・ウザヤのクセに生意気だｗｗ

誠二と張間美香の仲も良くも悪くも進展があったようで　誠二の言うには
お前を愛していない、だがお前を見てる限り彼女への愛を忘れない、だからお前の愛を受け入れる・・・らしいですよ
まぁ真の意味で一方通行ではなくなったのは良い事かもだけどこれまた異常に歪んだ結果になりましたね＾＾；
そのうち落ちてしまえばいいさｗ　俺なら落ちる自信あるよｗｗ
てかもう落ちていましたしねｗｗ　帝人に「悪かったな・・・」とか・・・ちょっとキュンときた（ェ
だからって私服で登校して否応なく誠二の隣りに座るのはどうかと思うけどな！！
なんか新羅セルティカップル以上にあってる感じで虫の居所が悪いですなｗ

そしてどこにでもある非日常に触れる帝人
あれだけのことが出来た自分ならなんでもできると思っていた帝人だがそんな事はなく
クラスメイトの女子を、杏里をお茶に誘うことすらド緊張な帝人　かわいいなおい＾＾
頬の赤らめ方といい演出といいとても面白い　緊張と初々しさがとても伝わってくる
日常はどこにでもある、非日常は日常の中にある　なら非日常もどこにでもあるんですよね
自分が踏み込み難いところがどこでも非日常になるんらな日常の中にあっても臨也君の言うように進化し続けられるんじゃないかな





地上に堕ちた天使

話は戻って臨也君による事の決着へ・・・地上ってのを抜けばなんかエロく聞こえる（オイ
なんとセルティの首を臨也が預かることに＾＾；　もっと大切に扱えよ！！
そして神話の話になり・・・北欧神話でヴァルキリーと呼ばれ戦士をヴァルハラに運ぶ死の天使
そのヴァルキリーが地上をさまよう姿こそデュラハンであるという説があるらしいです
首が目を覚まさないのはその戦士が目の前に現れないから・・・
なら自分の戦いをすると言う臨也　そろそろ自分から動き出すということかね
地上に堕ちた天使を・・・俺達の手で羽ばたかせてやろうじゃないか
面白くなってきた！！とにかくもっと優しく扱ってね＾＾；





てことで一部完な12話でした

最初はひとつの物語を2クールかけて描くのかと思ってたんですがどうやら違う様で・・・
次回からは例の切り裂き魔関係ですかね？予告の白バイは一体なんなんだろう＾＾；
どちらにしてもOPEDも変わりますな　どちらも良かっただけに変わるのは少し惜しいところ
でも一足早く新OPを聞いてみたところなかなかイイですね～　

参照リンク・・・ROOKiEZ のデビュー曲「コンプリケイション」が『デュラララ!!』の新OPに決定！

※1分当たりから流れる曲

爽やかで疾走感のある歌ですな　どんな絵がつくのかとても期待です
一方のEDは確かON/OFF・・・まぁぬるく期待しときます

ではノシ





余談

ダラーズの由来はダラダラしてるから・・・
ダラダラし～た～い～～　今日も～いい～こ～ｔおっとR2が来たようだ

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