デュラララ！！ 第8話 「南柯之夢」 の感想

自分の首を探し続けるセルティは、首が見つからない焦りから新羅とぶつかり、家を飛び出してしまう。その帰りをじっと待つ新羅のもとを訪ねてきたとある人物。その人物と新羅の関係、そして目的とは――。
一方、池袋の街なかで留学生・シリがプラカードとスケッチブックを手に尋ね歩く。「ハロー。あなた、何を探していますか？」
その質問に、池袋の住人達の答えはさまざまだった。

なにか探しものですか？

今回はこんな一文を中心に話が展開していきます
人それぞれの探しもの、欲しいものだったり、必要なものだったり、でもそんな時に限って見つからなかったり
忘れた頃に思い出したり、なくさないと分からなかったり、時にはなくなったことすら忘れていたり・・・
いろんな状況がありますな　チャットの通り自分もたまに傘をなくします　ビニ傘ならいいんですけどね＾＾；




セルティの探しものは「首」

まぁこの話の代表格と言ってもいい彼女　中心に描かれていましたね
もう以前の首があったころの夢さえ見れなくなった彼女
少しでも首に近づこうとすると悪魔が襲いかかってきてそれを妨げてしまう
悪夢にうなされたように悲鳴をあげながら飛び起きるセルティがカワエエァな＾＾
どんな景色が首には見えているのかやっぱ気になるんでしょうね　そう簡単に諦めきれるものじゃない
新羅は例に漏れずそんな首なんてどうでもいいじゃないかと言いますがそういうわけにもいきません
なんたって何百年の記憶が詰まっているかもしれないその首
今のままじゃあもう自分の顔すら忘れてしまいそうな状態なんですからね・・・
セルティって今のままだとそりゃトンデモな存在だがその心内ってのは至極常識人なんですよね
新羅も彼女のことを想うならもっと普通の女の子としての気遣いってのが必要そうです
でもやっぱその見かけ上それは難しいんだろうなぁ＾＾；　どうしたって神秘的だしそれに惹かれてしまう

だが静ちゃんと話たり、新羅と離れることによって自分が人間に近づいてるようでもあって・・・
静ちゃんを友達としたり新羅と離れて何か焦燥感を感じたりとどんどん人間に感化されているということでしょうかね
それをデュラハンにとって退化ととるか進化ととるか・・・
そんなモノは野暮ですな　無理に同情でもしようならセルティに怒られてしまいそうだ
ただただ彼女は確実に変わってきている　空き地のように自分の首がなくてもそれがなんだったか分からないぐらいに
そしてそれを求める　それがなんだったのか　何が詰まってるのか　何が起きるのか
やっぱ彼女は神秘的ですね　なんか微妙な答になったがこれに明確な答えはいらないんじゃないかな
そんな段々と神秘性が薄れていっている彼女との恋愛が成就しないと占いで出た新羅
それを強引に口の中に押し込む新羅がなんか良かったなぁ～　彼もまた根本的なところは至極普通なのかもね




帝人の探しものは「つながり」

彼の場合はなくしたものではなくこれから見つける、見つけていくものですね
セルティと真っ向から対照的でこちらもまた面白い
このつながりはもちろん杏里とのつながりでしょう
いくら親身に接しようとなかなかつながりを持とうとしない彼女　
彼女って不思議ですよね～　突拍子もなく自分の昔話を話し出したと思ったらそんな自分に気付いてすぐさまそこを立ち去ってしまう
帝人が家まで靴を届けても一礼を済ませてお別れ　ここまで他人との距離を置こうとする彼女には一体何があるのか
どこかで確実につながりたいという感じが出ているからこそ気になります

そんな彼女に積極的に関わろうとする帝人もまた興味深い
彼の好意ってイヤらしさってのがないんですよね　純につながりを持ちたいような
以前辛辣に見透かしたこともある彼女に対し何を感じてつながりを持ちたいと思うのか・・・
一人になっても諦めず靴を探すって相当ですよね　何が彼を動かしているのか気になりますな




物語りの真相へまた一歩

どうやら新羅は矢霧製薬の内部事情を知る一人のようですね
もしかしたらセルティの首ということも黙認しているのかも　それをセルティに言わないのはまぁ彼の性分ゆえでしょう
自分の中のセルティを壊したくない、そう思って黙っているのは頷ける

そして案の定セルティの首はメランコリックな誠二の元にありました　ナンテコッタイ
未来も過去もいらない、今のセルティをくれとクサイ台詞をはく誠二さん　やっぱりナンテコッタイな野郎だよほんと＾＾；
何がどうやってセルティが誠二のメランコリック対象につながるのか
大体にしてあの首ってなんかモルヒネ漬けにされて保管されてるようだったけどどうしたの？
とかいろいろとあるけどまだまだ情報量が少ないんでここでの言及は控えるとしますか　まだまだわかりませんよええ




てことでつながりを描いた8話でした

ここにきて取り上げるのはどうかと思うが一応
そういえば杏里の自宅がちょいと描かれましたね　あれはアパートでの一人暮らしといったところかな
そして杏里の部屋着・・・これで勝つる
ストライクでしたね　妙に胸を強調しているようでなんかいいね（・・・

さらにラストの
占いの紙を枕の下に敷いて寝るセルティ・・・
これでさらに勝つる
また枕をポンポンと叩くところが分かってるなぁと！　もう首がなくてもいいと思いますね本当に！！慣れって怖いよｗ

次回はメラコリックな誠二の姉、メランコリック波江のお当番回
溺愛姉ちゃんですね・・・次回予告からクライマックスでしたなｗ
あの手の姉は好物なんで期待大です

ではなんか脊髄反射的な感想でしたがノシ




余談

狩沢さんの言ってたアクセル・ワールド　自分もかなり前から興味あるんですよね・・・キッカケに今度買おう
てかどたちん禁書一巻とはまたタイムリーなチョイスしやがる＾＾

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