歪んだ自分と繋がる歪んだ人達
-公式サイト-TVアニメーション 「デュラララ!!」-作品概要-2007年に放送され、原作通りながらその独特な時系列構成で話題を呼んだ「バッカーノ!」のスタッフが再結集。「バッカーノ!」作者・成田良悟による、個性的なキャラクター設定と奇想天外なストーリー展開を見せる「デュラララ!!」をアニメ化。アクの強い登場人物たちが織りなす予測不可能なハイテンション・サスペンスアクションを、スタッフたちがどう料理するのか。
-あらすじ-都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人は、幼馴染みの紀田正臣の誘いもあって、池袋にある来良学園へ入学することになる。帝人は正臣からチンピラ・平和島静雄や情報屋の折原臨也、詳細不明ギャング”ダラーズ”に気をつけるように言われる。上京初日にそんなことを言われて不安になった帝人は、都市伝説のはずの”首なしライダー”を目撃する。
-放送局-MBS:1/7(木) 23:25~
TBS:1/8(金) 26:25~(第2話以降は25:55~)
CBC:1/13(水) 26:00~
-スタッフ-原作:成田良悟(「デュラララ!!」電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)/原作イラスト:ヤスダスズヒト/監督:大森貴弘/シリーズ構成:高木登/キャラクターデザイン:岸田隆宏/メカデザイン/アクション作監:山田起生/総作画監督:田晃/美術:伊藤聖/色彩設計:宮脇裕美/監督補:川面真也/撮影:田村仁/CGプロデューサー:神林憲和/編集:関一彦/音楽:吉森信/アニメーション制作:ブレインズ・ベース/製作:池袋ダラーズ
-キャスト-竜ヶ峰帝人:豊永利行/紀田正臣:宮野真守/園原杏里:花澤香菜/折原臨也:神谷浩史/平和島静雄:小野大輔/岸谷新羅:福山潤/門田京平:中村悠一/遊馬崎ウォーカー:梶裕貴/狩沢絵理華:高垣彩陽/矢霧誠二:堀江一眞/矢霧波江:小林沙苗/サイモン:黒田崇矢
-主題歌-OP:THEATRE BROOK「裏切りの夕焼け」
ED:松下優也「Trust Me」
“池袋で一番強い男”と呼ばれ、“最凶”の名を欲しいままにする青年・平和島静雄。彼は最近、原因が分からない苛立ちにさいなまれていた。仕事のパートナーである先輩・田中トムに宥められ、荒れているという噂を聞いたセルティに心配される静雄だったが、苛立ちはなかなか治まらない。苛立ちの原因とは一体何なのか。それを探りながら街を歩く静雄の脳裏には、少年期から学生時代、さまざまな過去が思い出されていた――。
期待の静ちゃんお当番回彼の過去からの生い立ちが彼の語りで語られます
確かに彼の経験に物語としての中身が詰まってるかと聞かれればそうでもないが
逆に見るとそれがどうして彼の怒りに繋がってしまうのかという
根源の不可解さやどうしようもなさってのは確実に出ていたんじゃないかな今回の雰囲気もまさに彼の中身が影響したように思う
彼と彼を取り巻く人達の関係性目新しい存在としては弟の幽ですね どうやら今を輝く人気俳優のようで
デビュー作は吸血忍者カーミラ才蔵・・・確かにこういうB級SF映画ってたまに見るよね
男性俳優の登竜門的な扱いってのもなんとなくわかるなぁ ミュージカルとかもそうだよね どうでもいいけど
話は戻して 彼の存在は静ちゃんにとって大きくまた異質なものでしょう
暴力衝動が治まらない兄と無口な弟 普通の兄弟とは違う関係ですよね
弟としての親しみより暴力の塊である自分を目を背けないでみていてくれる、そばにいてくれる
静ちゃんから見ると自分といてくれたことではなく暴力に目を背けないでいてくれたことの方が大きいのかもしれません暴力を咎められる事もなく勧められることもなくただ発火剤になってしまった弟がずっと傍らで見てくれている
ある種の心の拠り所だったんじゃないかなぁと
無言でカルシウム不足だからと牛乳を持ってくるのがまたいい
久しぶりに合った幽と言葉は交わさなかったまでもアイコンタクトで通じ合え、そのせいなのか気が楽になったというのもなんか頷ける
未だ暴力に明け暮れる日々だけどそのイラつきを抑えられるぐらい強くなりたいと今は願っている
それは臨也への怒りとはまた違うベクトルかもしれないが何かしらの目標を持てたことは確実に成長していることの証
そんな成長した彼のそばには暴力を見続けてくれていた弟の幽はもういない
繰り返すみたいだが気が楽になったってのは幽と不器用ながらもちゃんと向き合えた自分に何かしらの成長を感じたからじゃないかと最後に弟のことが本当に好きだという描写も彼が段々と過去の暴力云々から解き放たれて
自然と弟のことを素直に弟として見れてきている証拠だと思います
今は会えなくてもどこかでシッカリと繋がっている・・・あのアイコンタクトがこの兄弟のイイ距離なんだと・・・この手の部分を描くから腐がわくんだよ(ェ
もちろん描かれた臨也とのこれまでの顛末今までどんなヤツラも暴力で吹っ飛ばし、だけどどんなに暴力を働いたっておさまることのなかった静ちゃん
そんな彼の目の前に現れたのが臨也さんでした
暴力をもっても頭脳をもっても対等以上に立ち回ってくれる臨也の存在は静ちゃんにとってどういう存在なのか
ここでは変に考察せずただのイラつく奴と見るのがもしかしたら合ってるのかもしれないけど一応考えてみる
弟の幽同様静ちゃんの暴力に対し恐怖を覚えることなく接してくる臨也さん
幽と変わって臨也にすげ変わった静ちゃんの心の中心、見方を変えれば拠り所
この作品が歪んだ愛、関係を描かれているのだとしたら正しく静ちゃんの物語もそうなのかもしれないどんな形であれ静ちゃんの今の心は臨也さんに向いている 依存している
そんな彼がどう臨也さんと決着を付けまた一歩成長するのか、変わっていくのかというのは純粋に楽しみですね一人ひとりの物語をひとつの渦の中でちゃんとシメてくれるかはまだ定かじゃないけど期待せざるを得ないキャラには違いない
反して臨也さんから見た静ちゃんってのは興味の対象であるに違いないかなと
とことん彼を怒らせ、困らせ、弄んで・・・末にどうなってしまうのかってのは確かに興味がわくでしょうね暴力の皮を着ているとされる静ちゃんの本当の中身ってのは考察のしがいがあります
・・・この手の部分を描くから腐がわくんだよ(オイ
新羅とセルティとの意外な関係も明らかに新羅とは小学生の頃からの知り合いのようで・・・
てか臨也さんも含めこの3人がここまでシッカリとした関係性を持っていたのは驚いた ドタチンも入れたげて^^;こういうちょっとした関係性が魅力だったりしますよね
そんな中、セルティに惹かれるものがあるという静ちゃん
どちらも不可解な存在だけに惹かれ合う、通じ合うものがあるといったところでしょうか
文字での淡白の会話が弟の幽と似通ってるってのもあるのかもですね総じてこの関係はとてつもなく微笑ましいw 静ちゃんがイヤに素直になるんでね~
それを別段弄らないセルティってのもまたいい 新羅じゃなくて静ちゃんとくっついた方が幸せだろうな^^;
てことで静ちゃん一色だった7話でした
そういえばあの小山ライターっと切り裂き魔って何か関係があるんでしょうかね以前その小山さんのところで引き篭もってた霧ちゃんと切り裂き魔は繋がってるんじゃないかということをどこかで見た覚えがある
明らかな雰囲気からの予想ですけどねw 確かに今のところ候補としては一番濃厚だ
そしてチャットの小野D無双ww遊んでたなぁ~ 楽しそうだったなぁ~ 静ちゃん同様何かを溜め込んでたんですかね^^;
次回は主軸が動き出すようで イヤその前の前哨戦かな
いろんな人が関わってくるお話になりそうです
また予告の静ちゃんとセルティがイイシンクロしてたなぁ^^本当微笑ましい二人ですw
ではではノシ ダーカー劇場版はいつ公開かなぁ~
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Tag:アニメ感想デュラララ!!