夏のあらし！ 春夏冬中 第9話 「淋しい熱帯魚」 の感想

　楽しそうにはしゃぐあらしと一。でもそれをを見つめる潤の脳裏には、以前墓地であらしから聞かされた、「自分は夏が終わると消えてしまう」という言葉が浮かんでいた。そんな折、あらしが山代に誘われてデートに行くことになるが、「通じる」というあらしとの絆の強さを信じ切っている一は、まるで意に介さない。能天気に構えている一の様子を見た潤は、「一は、あらしに残された時間が少ないことを知らないのではないか」と思い当たり、あらしに会えるのはこの夏の間だけだと伝える。

ついに待ちに待ったシリアスパートへ　なつあら9話です
どうしようかねぇ・・・まさかとは思ってたがシリアスパートに入って本当に数段面白くなってしまいました＾＾；　
まったく反応に困るゼｗ




年上好きのはずの山代が女子高生のあらしに惹かれるわけ

山代は勘がいいようです　歴を感じ取ったということかね
にしても山代さんはあらしにかなり本気なようで・・・　しかもあらしもまんざらでもないときた
確かに山代からはその性格や物腰の柔らかさらからどことなく昭和な匂いがしますよねｗ　いい意味で




そんな二人のくっつき具合を見て一にこのままでいいのかと聞く潤

なんか潤君がさらに女の子っぽく見えたんだがｗｗ　どこか声色も変わってきているように思う　
どうしてここまで一と嵐の関係が気になっているのか・・・
二人の間の時間制限を思ってというのももちろんあると思うが
やっぱしどこかで
“自分のことを見てくれないならなおのこと優柔不断でいてほしくない　はっきりあらしと付き合ってほしい”
ってのもあるんじゃないかと思いますね　そう思うとさらに潤君が女々しくなってとてもいい感じですｗｗ




通じ合わなくなってしまう一とあらし

潤によって聞かされた真実「あらしさんは夏が終わったら消えちゃうんだ」
まぁ当たり前ですが一はまだまだ子供ですよね　途端に以前のように山代に嫉妬してしまう
にしたって一は主人公だと思います　「答えはすでに決まっている・・・」
詰め寄る一でしたがあらしはきっと忘れてしまうという

「みんな大人になるの　そういうことなんだよ」

生きてる人はみんな大人になる　自分という非現実は後の現実に押しつぶされてしまう
また生きてる人間というのが切ないですねぇ・・・　暗に死んでいる自分はどうなのか
いつまでもどんな淡い夢でも見たいと望んでしまう　
どうやらあきらめなければいけなくなったのは今回が初めてじゃなく今までも繰り返してきたようだし
だがそれでも一や山代の想いに心惹かれ迷ってしまう
これがあらしの在り方なんですね・・・




にしても絵の見せ方がうまい！！　これぞきれいなシャフトって感じです

白と黒のコントラスト　あの凛とした感じがあらしの魅力を引き立たせていました
そしてウリョッチの演技！！　あの一に現実を言い聞かせる所なんかとてもよかったなぁ～　
自分を隠し望むまいと耐えるその姿と声のシンクロ具合はヤバかったな・・・
箱舟のみんなに悟られないように振る舞う二人の掛け合いもその違和感がうまく出てて良かった




つことでシリアスパートに突入　一気に雰囲気と管理人の評価が一変した夏あら9話でした

いやぁ・・・総合的な評価として見るに正直別作品ですよ＾＾；
終わった後の感慨がまるで違う　待たされた甲斐はあったということですかね
シリアスパートにうまく入ったのも高評価　もっと違和感出ると思ってたんで
果たして次回　一とあらしは再び通じ合えることができるのか・・・　期待しときましょうかね！！

そしてラストのウメス！！
なんか最後に全部持って行かれた感がなくはないなｗ　3期楽しみにしておりますよ～

ではノシです

---

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD] (2009/12/23) 伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明) 商品詳細を見る