神のみぞ知るセカイ 第7話 「Shining Star」 の感想

桂馬のフォローもあり、元気を取り戻したかに見えたかのんだが、コンサート開演直前に姿を消してしまった!!　慌てふためくスタッフ・必死にかのんを探す桂馬たちだが、もはやホールはかのんの失踪など何も知らないファンの熱気でいっぱい。その頃、会場のはずれで不安に押しつぶされそうになりながら一人佇む半透明なかのん。コンサートはどうなっちゃう…？桂馬、間に合うか!?

かのん編決着


･･･まずはエルシィの失態からですね･･･
駆け魂センサーなんて
便利なものがあるならはよ出せやｗ
最初のワタワタを見て、あぁ今日も相変わらずずば抜けて可愛いなぁ～
とか呑気に思ってたんですがいくらなんでもちょっとコレは酷過ぎるｗ
ドラゴンボールにおけるドラゴンレーダーもいいところですよね
これがなきゃ全くと言っていいほど見つけるのなんて無理です＾＾；
そして最もな問題なのが気付くまでに本編のおよそ半分過ぎていたということ･･･
このネタで3話引き伸ばすなんて一体この最終章でどう展開してくるんだろう？
と思ってたところでのこの引き伸ばしですからね･･･若干崩れかけたよｗ


てことで本筋へ　やっぱりこのかのんの突発的な失踪には
シトロン時代の自分のアイドルとしての在り方と顛末が多分に影響していたようですね
3人切磋琢磨してアイドル界を登り詰めようとしていた矢先の取り返しのつかない失敗･･･
詳細には語られませんでしたがとにかく彼女らは乗り越えられなかったらしいです
他二人に頼りアイドルとして独り立ちしていなかったかのんはこの失敗に心を痛ませ
もう二度と失敗しないことを堅く誓い執拗に完全なアイドル街道を進もうとしていたんですね


臆面なく桂馬にすがりつき自己の存在を認めてもらおうとするかのん　だが桂馬はそれを否定します
人の言葉でしか自分を確認できないのか
人任せはやめろ!!どこか照れながらもここまで一人で歩んできたかのんを叱咤激励する桂馬･･･
桂馬自身はどこか照れていましたがこの考え方は非常にギャルゲーマーらしいと感じますね
ギャルゲーってのは基本的に一人で立っている、というより立たないと見えないヒロインが揃っている
そのヒロインたちに対して主人公が行動を起こすという形で物語が進行していきますよね
だから桂馬は自ら行動して落とすという行動原理は持ち合わせているが落とされる、崩される
ってのはギャルゲーマーとして違うと自然に感じていたんじゃないかなと思います
ヒロインやスターというものは常に追われるものであって追いかけるものではない
それは決定づけられた数多のヒロインを今まで攻略してきたギャルゲーマスター桂馬としては
残念なほどに自然なことであり分かりきったことであり望まれるものであるんですよね･･･
現実以上に正解は一つです　まぁこれこそ残念なほどになんともツマラナイものの見方だけどね＾＾；


でもそれだけにラストの桂馬の
かのんはもう“アイドル”じゃない
自分で輝ける“スター”になったんだ
というの言葉はなんとも切なくもありますが気持ちよかったですね
アイドルというのは偶像、それはギャルゲーのヒロインと同じです
選択肢に左右されない自ら輝くスターってのは確かなステップアップですよね
それゆえにもはやギャルゲーマーの桂馬の手の届く存在ではないのかもしれない･･･
例のごとく記憶が消えたのかは分かりませんがそれを見届けた桂馬はかっこよかった!!
加えて彼は三次元と二次元をリンクさせながらも最後まで冷静にギャルゲーマーとして
スマートに振る舞い続けた･･･なし崩し的なキスに流されなかった所に彼の男気を見ましたね＾＾
あんなヤンデレデレで可愛い子に迫られたらそう保てるものではないよ･･･尊敬します
にしてもあの会場から湧き上がるかのんコールはどうなんだろう･･･ちゃんとかのんって言ってるのかな？＾＾；
なんか亡霊かなんかのうめき声チックだったよね･･･ちょい怖かったですｗ
実際あの手の熱狂的なライブに行ったことないからよう分からんのだけどあんなもんなんですかね？


後半は私の歌を聞け～って感じでエンディングまで販促無双（オイ
個人的にはマクロスのようにバトルを盛りたてるための歌とかなら物凄く興奮したりするんだが
ここまでアイドル然とした歌パートは個人的にはあんまりウェルカムじゃないかな･･･とか思ったり＾＾；
まぁ他人ごとになってしまいますが、リアルでの中の人のライブが成功することを切に祈っています！
あまりにもなりふり構っていない作品外展開なのでね･･･





てことでかのん編最終章でした

まぁ相変わらず皮肉を感じる物語でしたね＾＾；
「君は君自身の力で輝ける!!」･･･桂馬はそう熱弁していましたが
結局かのんを踏み切らせたのは桂馬の選択肢の結末なんですよね
誰も一人で立てないなんてのは分かってるけどそれでもまだまだレール上の物語だと感じます
大体にしてとても分り易いアイドルヒロイン･･･桂馬の中ではそう難しい手合いではないでしょう
ヤンデレってのも最近ではもはや通例化していてそこまで難しくもないし･････
現実ならこう簡単にはいかないのかもしれませんが残念ここは2次元だｗ
だからこそ、その2次元内でも攻略が難解なヒロインの登場を期待したい!!
最初から次元が同一というどうしようもない皮肉を延々と秘めた今作
やはり桂馬は一度自分の選択肢なんて関係なく落とされる経験をするべきだと感じます
自分の思い通りにならない、それこそ3次元の弱みであり強み　描くべきところじゃないかな
今後出てくるヒロインには是非ともその蛮行を敢行してもらいたいですね＾＾
個人的にはエルシィに落とされて欲しいなｗ

ではノシ

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