屍鬼 第15話 「第悼と偽話」 の感想

杭を心臓に打つこと─。
恭子への残酷な実験によって、対抗策を突き止めた敏夫。
静信は彼の覚悟とその手段に背を向ける。
孤独な戦いを強いられる敏夫の前に現れた女。
自分もまた、獲物として狩られようとしている。

夏野ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!


まずは目の前に広がる凄惨な光景に対しての若御院のリアクションから
･･･だと思ったんですがそれより先にまずは徹ちゃんということで･･･
徹ちゃんが乙女過ぎるｗ
夏野に対し毎日一本ずつ花を手向ける徹ちゃん＾＾；
夏野の調子が狂ってしまったのも頷けるところでしょうね
てことで改めて敏夫の狂喜に満ちた行動に対する若御院の反応から
やはり若御院としては到底寛容できるものではなかったようですね･･･
敏夫さんのどうしたいんだ？という問いに明確な答えは出さなかったものの
その場から去っていきます･･･これはもはや決別といったところでしょうかね


屍鬼を狩ることが正義だといった敏夫さん、その事実から目を背けた若御院
どちらが正しいというものではないでしょうが敏夫さんの行動が
あまりにも飛び抜けすぎてるってのは事実だと思います
前回の悪夢はそう簡単にぬぐい去れるものではありませんな＾＾；
狩るという言葉も非常に動物的で非人道的のように感じます
人間を尊重した敏夫さんの行動があまりにも非人道的なのがなんとも皮肉ですな
人間を守りたいのなら人間を捨て去った行動をしてしまっては意味が無い
もしかしたら敏夫さんはもはや自分のことを勘定に入れてないのかもしれませんね
まぁ屍鬼の目論見が拡大や支配にあるにしろ敏夫さんのやり方があってるとは言いがたいです
だがそれでも行動を起こさなくてはいけない状況に陥ってるのもまた事実･･･
そろそろ若御院の物語に積極的に関わるようなアクションが欲しいところですね


若御院の協力を得られなかった敏夫さんは他の仲間にもあたってみますが
案の定協力は得られず･･･まぁ未だ常識の中にいる者たちからすれば
当たり前の反応ではありますね　責められるものではないのかな･･･
てことで役場にあたってみる敏夫さん　だがすでに役場は屍鬼で溢れかえっていて･･･
夜だけ開けられる役場ってのももちろんですが屍鬼だらけのその光景は異様でしたね
もうここまで侵略されてるというのか･･･いつかの引越しのネタばらしもされましたね
なるほど死亡届を村内の記録に残さないようにするためだったと･･･上手いこと出来てやがる
それでも追求しようとする敏夫さん　屍鬼を目の前にして相当の覚悟ですな
だがそこでお色気ムンムンなガクトの妻、千鶴さんが横に長く登場します
･･･何だこの絶賛ツッコミ待ちな登場の仕方は＾＾；
色気以上にもうコントのノリですよねｗ　役場の一スペース使ってで何やってんだｗ
もし思惑通り敏夫さんが役場に来なかったら悲しすぎるだろ･･･ｗ


一方そんな遣り取りが行われてるとも知らずに
村の主導権を握るはずの老人達は呑気なもんで祭事に心を緩ませております
そんな盲目な外場村にかつてなくイカれた風のトンデモ葬儀人が登場します･･･
案の定の飛田さんキャラキタコレ･･･ｗ
酒屋のバカ息子の葬式を盛大に執り行う飛田さん･･･
もう最近の飛田さんはこんなのばっかだよね･･･まぁあってるからいいけどさ＾＾；
でもさすがにここまであからさまに異様な葬式を見せられたら村人も異常に気付くよね
辰巳も懸念してるようだし･･･なにかしらのキッカケになってくれればいいんだけど･･･
その中でさりげなく辰巳が屍鬼でなく人狼であることが明言されていましたね
日を浴びてはいけない屍鬼の上位種などではなかったということか･･･
やっぱりこれまで通り対屍鬼には彼の存在が大きいようですな


ラスト、八方塞がりで暮れる敏夫さんのもとについに彼が推参
夏野ｷﾀ━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━!!!!
まさかここでまた二人がクロスするとは･･･面白すぎる!!
でも目が赤くないですね 肌の血色も悪くない･･･起き上がりではないということか
まぁもとより夏野の死ってのは相当ぼかされていたので
夏野の生存ってのはなくはないのかなと思ってましたけどね
それともまさか辰巳のように人狼的なものになってしまったのか･･･
個人的にはこれが一番濃厚だと思う、てか思いたいですな＾＾
あの厄介極まりない辰巳の対抗馬として是非とも力を奮って欲しい!!
まぁ夜での登場だったので詳細は次回以降というところでしょう
兎にも角にも主に心的になんとも心強い支えを得た敏夫さん
再び文字通り火が点いた彼には正しい方向に突き進んで欲しいものですな･･･


ではノシ





余談

やすよさん･･･いやなんでもない
･･･まぁ辛辣な雰囲気の中での笑いとしては残念ながら抜群のセンスだと思いますけどね＾＾；

---

屍鬼 2 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (2010/11/24) 内山 昂輝大川 透 商品詳細を見る