神のみぞ知るセカイ 第3話 「ドライヴ・マイ・カー/パーティーはそのままに」 の感想

次の攻略対象は、舞島学園の金持ちで知られる大財閥のご令嬢、青山美生。
下校する美生をつけた桂馬とエルシィは、美生が実はボロアパートに住んでいる事実を知ってしまう。美生の秘密を知った桂馬はなんと彼女の運転手に立候補！「庶民」と罵られながらも、美生の世話を焼く毎日。
そんなある日美生のもとにセレブなダンスパーティーの招待状が届き……

ツンデレお嬢様の決着


実は貧乏なご令嬢、青山美生のお当番回ということで
どうやら美生は思っていた以上に現実を見ずに過去の栄華にすがりついているようですね
パンが無ければスイーツを食べればいいのよ♪
可愛い強がりだとしても萌の分からん付き人のおっさんが呆れ返る野には無理のない文言ですな･･･
そこで覗き見していることがばれた桂馬･･･図らずとも美生の秘密を共有することとなります
エルシィはさらに嫌われてしまったと落ち込みますが桂馬に言わせればこれは大きな進歩
まぁそうですな　フラグの中でも秘密の共有というのはかなり高位に位置します
少ないギャルゲ経験の中での感覚ではありますが秘密を共有という前提や過程を踏んで
BADENDを迎えたことは未だかつて一度もないような気がします＾＾
一つでも秘密を共有してしまえばどうとでもなるような気さえしますねｗ
そんな中で桂馬からありがたい格言
人間、決戦の場に向かうときにあえて慣れない武器を持っていくものだろうか？
答えはもちろん否!!　今後もゲーム理論を最大活用していくとここに改めて誓いますｗ
･･･まぁ言うても2次元の域を出ないわけですしね　ある意味正攻法すぎる＾＾；


兎にも角にもまずは美生の気が向くまで体力勝負な桂馬
お暇で出払っているオッサンの代わりに毎日自転車でお出迎えします
でもなんでザクなんだ･･･桂馬の足にリンクするような足音のSEにフイタｗ
結果桂馬の頑張りによって次第に心を揺り動かされていく美生
その時あるお金持ちのパーティーからの招待状を桂馬は見つけて･･･
エンディングが見えたぞ、そう言ってカッコよく決めた桂馬は美生をそのパーティに誘います
お金持ち達の卑屈な部分を目の前にして美生が漏らす父への感情と固執･･･
青山の誇りを忘れるな、その言葉を額面通りに受け取らねば
父が自分の中からすら消えてしまうと思っていた美生に
それでも桂馬は美生に現実を見せ自分の道を生きて欲しいと願います
結果初回と同じようにキスで駆け魂祓い　エンディングですな
てか本当に毎ヒロインキスしていくのかね･･･
平均して2話に一度ずつ、ヨスガと合わせて週に一回以上も
恒例のごとくキスを見せつけられるのかと思うとなんか億劫だお･･･




てことで淡々と予定調和にエンディングを迎えた3話でした

やはり残念なのはたかだか1.5話程度では
なかなか積み重ねや重みは描けないということでしょうな＾＾；
大体にして宣言通りにギャルゲーのパターンに乗っかって進んでるので
特に展開に面白みを感じることもないし
ヒロインの素材や背景も記号化されたもののように見えてしまいます
てかあまり金髪おでこなツンデレお嬢様という属性が個人的に好きじゃない･･･
特に最近のツンデレはあまりにもツンデレしすぎていて本懐であるはずの
ギャップというものを綺麗さっぱりに捨て去っている･･･
ツンからデレまでが一つの決定された属性になり過ぎてるんですよね･･･頂けないよなぁ
この作品はその固定化された属性とのギャップを2次元と3次元の間で感じ
桂馬がそれを乗り越えていくところに面白みがあると思うのでね･･･
そういう意味ではあまり予想できない次回以降のピンクちゃんと花澤さんボイスのキャラには期待＾＾

美生の父親の本当の想い以上に桂馬の理不尽なイケメンっぷりってのに重点が置かれてたのも残念
これではまるで本当にこの作品の中の3次元が2次元にしか見えなくなってしまう･･･
2次元の中で3次元の難しさってのを描くのはやっぱ難しいんですな＾＾；
まぁ兎にも角にもエルシィが可愛かったのでいいやｗ
私もドレスが着たいです～!!
美生ばかり気を取られて構ってもらえなかったエルシィの駄々っ子な叫び･･･
これが聞けただけで十分です　全く安いもんだよｗ

ではノシ

---

神のみキャラCD.0　エルシィ starring 伊藤かな恵 (2010/11/10) エルシィ starring 伊藤かな恵 商品詳細を見る