沖縄に住む少年・騎央は地球外から「あそびにいくよ」というメッセージを受け取る。その日、一族郎党が集まった法事の席で、騎央は「宇宙人」を自称する少女エリスに出会う。だが……エリスにはネコミミとしっぽがついていたのだ。
監督:植田洋一シリーズ構成:高山カツヒコ/アニメーションキャラクターデザイン、総作画監督:森島範子/メカデザイン:鷲尾直広/アニメーション制作:AIC PLUS+
嘉和騎央:田村睦心/エリス:伊藤かな恵/金武城真奈美:戸松遥/双葉アオイ:花澤香菜/クーネ:井上喜久子/メルウィン:豊崎愛生/チャイカ:寿美菜子/ジェンス:堀江由衣/糸嘉州マキ:平田宏美/アントニア:野水伊織/麻耶:石塚さより/サラ:渡辺明乃/ジャック:門田幸子/???:高垣彩陽
ついに、キャーティアと地球の命運をかけた戦いの幕は切って落とされた。
己が野望を達するがために譲らないものと、守るべきものを持つ固い信頼で結ばれた両者の衝突。激しさを増す戦いの中で、それぞれの因縁と想いが爆発し、予想だにしない決着へと向かっていく。
美しき地球を背に愛を叫ぶ少年少女が進む未来は――そして、地球の運命やいかに!
なんかいろいろ詰め込んできた最終回色々とありましたがなんだかんだでこの作品も最終回ということで・・・
ガンダムやら伊達じゃないやらやってみる価値はありますぜにつっこむ前に
今作の根塊時の一つでもある肝心の恋愛話から処理しようかね
まずは前回からあまり空気のよめてない真奈美の発言から
騎央とイチャつくエリスに「ちょっと、遠慮してもらえないかな」・・・
まぁぶっちゃけお前さんが遠慮して欲しいところw
どうやら真奈美はこれが最後だということでアオイの騎央への告白の場を
この期に及んでまだ作ろうとしているそうな・・・
・・・でも宇宙に上がったら最後だと言っていたがそんなこと全然ないよな^^;これは明らかに「最終回だから」という一点にありますよね
いくらなんでも不自然過ぎる・・・もっと自然に描けなかったものか・・・
終いにはエリスに八つ当たり そもそもの原因はあなたでしょ?
真奈美曰くエリスはオタ受けするような飛び道具ばっかり持っていてずるいとのこと
まぁこれは個人的なことだがエリスはそこまでオタ受けするような飛び道具はもってないかと思われw特に宇宙人という属性はどちらかというとマイナス要素のように感じる^^;
決着をつけたのは愛憎にまみれる二人をよそに終始脳天気だったエリス
3人一緒に騎央さんを好きになりましょ♪・・・まぁ恐らくこのハーレムしか道は残されてなかったんでしょうな
だからって納得のいく終わり方だとは到底思えないがな!!
ハーレムが嫌われる大きな理由の一つとして、主人公がそれに見合ってないというのがあると思いますが
今作の騎央はその最たるものでしょう・・・ここに来ても「あの・・・なんの話?」ですからね^^;でも今作の恋愛要素においての一番の欠点は騎央ではなく騎央に時間を割かなかった脚本にあると思う
恐らく騎央のキャラは間違えてないでしょう どこにでもいるようなキャラではあるがその分安定している
だが決定的に騎央に割かれる時間が少ない・・・真奈美とアオイのドロドロ劇をもっと騎央に分けてあげれば・・・
だからある意味では騎央の「あの・・・なんの話?」という言葉は非常に的を射てしまっていると感じます^^;
やっぱ騎央&エリスと真奈美&アオイの温度差があり過ぎたな・・・
そして一番惜しいところとして、誰の恋心も騎央には正しく伝わらなかったという風に見えてしまった
突然の3連発キスからの目の前での生着替え・・・無粋だ・・・こんなのいらない最後の最後で全てを裏切ったような気がしてなりません 今までの愛憎劇はなんだったんだほんと
しかもサービスなのかなんなのか全く必要性のないところで必要不可欠な恥らいを脱いで捨てやがったそこまで劇的なことが起こっても結果として特に騎央に変化はなく
キャラ崩壊もイイとろこだよ ここまで羨ましくない、なにも残らないハーレムも珍しいよな
恋愛の恋の字も知らない管理人が生意気にも厳しく恋愛に意見したところでお次は最終決戦について
まさかのテッカマンでフイタwどこからともなくテッカマンみたいな装甲をつけてドダイみないなのに乗り宇宙決戦に身を投じるエリス達ヒロインズ
エリスはともかくとして真奈美とアオイは宇宙に対してどんだけ適正あるんだよ・・・
この作品らしく慣れない宇宙戦に戸惑うような描写も少しは見たかったな^^;
対するほっちゃんはステイメンのいないデンドロビウム、オーキス単体で特攻こちらはほっちゃんの熱い芝居もあってなんか普通に良かったですね^^
そしてまさかの逆シャア展開!確かにロンドベルじゃなくて展開が頑張りすぎてるけどこれは驚くしかないw
これで意識してないって言ったら嘘だよね・・・まぁここまで行くと清々しくはあるなw
ラストは軌道エレベーターによるクリスマスツリーでエンド・・・00だよね、ってツッコむしかないな^^;
全く触れてなかった騎央の方ですが肝心の彼の活躍が最終回でもあえなく割愛さてれて泣いた結局彼の魅力ってのが決定的に描かれずに最後まで行ってしまったな・・・
まぁメルウィンが命令口調で喋ってくれたのでいいか
さすが副館長ということか、なんか上から目線が似合うw こんな可愛い子に命令されたいなw
でも彼女にはもっと目立って欲しかったですね・・・チャイカばっかりだったのが不服だ^^;
ということであそいく最終回でした総じて満足のいく作品ではなかったかな・・・何度も言うようだが特に恋愛要素ですよね 最初は良かったけどラスト数話からオチまでが残念だった・・・
原因が尺のせいじゃないだけに余計にね 最後まで明らかに真奈美たちの描写に傾倒し過ぎてた
反面最終決戦まで騎央が見えなかった この差にはどういう意図があったんでしょうかね・・・
まぁ恋愛話において男女間の描写の分配をおかしくするとこうなるんだっていうイイ資料にはなったかな^^;
いつも何気なく見ている恋愛云々ってのも案外練られてたりるんでしょうかね
全体通して散りばめられたネタも若干コア過ぎて個人的にはついて行きにくかった特にミリタリー関連は全く精通してないのでツラかったw 中野ブロードウェイ回とかもきつかったなぁ・・・
今回のテッカマンについて行けたのは奇跡ですねw まぁ自分が知ってるのは正確にはテッカマンブレードなんだけど^^;
主要キャラより脇キャラに魅力があったのは惜しいところ
特にキャーティアの面々には真奈美達を押し退けてでも出張って欲しかった・・・
メルウィン副館長をもっと拝みたかったよ・・・最後に
スタッフ、キャストの皆様 1クールの間お疲れ様でした
もし二期やるとしたらメルウィン様主人公でよろです^^ではノシ
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