学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 第11話 「DEAD storm rising」 の感想

最後の地獄へ


孝たちが自分たちの親達を助けにいくまでの過程を描いた今回
どうやら孝がリーダーになったようで・・・冴子先輩のほうがいいような気がしなくもない
まぁその逞しい手の平でガシッと乳房を鷲掴みにすればどんな女の子でも着いて来るんでしょうよｗ
だが冒頭は高城家にかこわれつつも現実を直視しようとしない見るに耐えない大人たちとの討論から始まります
死体が動きまわってるなんて嘘だ　きっと伝染病か何かの類に違いない
現状においてだからなに？ということで行き詰ってしまう中身のない主張を繰り返す大人達であります
あまりに現実が見えてない・・・次いで出る言葉は我々を暴力で屈服させようとしている云々カンヌン
現実から目を背ける＝日常への回帰という感じでしょうか　とにかく自分たちが日常を望んでいて
その日常こそが正義だとでも言わんばかりですね　彼らはどこに生きているのやら
まぁ逃避したい気持ちも分かるにはわかりますがあまりにも脆弱で本当に見るに耐えなかった
てかよくあの高城父の姿を目の当たりにして未だ目を背けられますよねｗ　逆に凄いわ
そういえばこの討論とも言えない討論の発端　高城父への悪口ですが
それに反応した高城がなんか微笑ましかったですね　やっぱり根底では誇るべき父ということかな＾＾


リーダーとなった実感なんか湧くはずもない孝の元へ麗が擦り寄ってきます
どうやら麗は文句を言いながらも最後には決めてくれる孝の主人公的な姿に惚れたようで・・・
女の子のルールとやらを紡ぎながら体を摺り寄せて誘ってきやがります＾＾；
我慢ならなくなったのか麗を押し倒す孝・・・だが麗の傷がまだ完治してないということでここは終了
・・・まぁでも冴子先輩ルートは確定した
今となっては麗がどう足掻いたって・・・ｗ
でも許せないのは孝ですね！　あんなに快活に責任とってやるっていったじゃないか！！
冴子先輩は淑女の見本がごとく部屋の前で待っていたというのに・・・ここで欲に負けて麗を取ったら許しませんよええ
まぁでもその後、麗と入れ替わりで入った冴子先輩とのやりとりはスルーされてるんですよね・・・
これって・・・きっと何かしらの情事があったということで脳内補完してもイイですよね＾＾
てかさせてくださいお願いします　それだけで何杯行けるか
耐えきれず嫉妬に駆られる冴子先輩・・・最高に可愛いだろうなぁ・・・同人化希望
そういえば冴子先輩と高城父の荘厳な和室での大人な会話ってのも見れましたね
やはりこの二人気が合うのか・・・高城父は冴子先輩の父に指南されたこともあると言ってましたしね
そしてこういうシーン、個人的にとても大好きだったりする＾＾
この二人だけ作品違うんじゃないかってぐらいの濃密で渋い会話・・・
歳の差はあれども、会ってそう時間が経っていなくとも互いが互いを尊重しあうその空間・・・
なによりあの高城父、壮一郎の今までの姿からは想像できない快活豪快な笑い方がとても良かった！！
前回の彼はまさに鉄人といった感じだったが彼もまた娘を想うとともに人なんですよね・・・
譲治さんの声がまた最高だったなぁ　人間味あれど器量の大きさが半端じゃない感じが伝わってきた


ここで淫乱バスのご入場
門番は堕ちた生徒のおっぱいに目がくらんでしまいます・・・おいおいｗ
てことで紫藤と麗の間にある過去なんだがかなり入り組んだものがありましたね
もちろんそれを語るには紫藤の人生の顛末も踏まえなければいけない
紫藤の父は国会議員　周りから慕われていた父だが紫藤にとっては母を死に追い詰めたただの暴君でしかなかった
家を捨て教職についても父から逃れることが出来なかった紫藤は父の命令でウルサイ公安の娘、麗を留年に追い込んでしまった・・・
気になるのは紫藤がいつから壊れてしまったのかということ・・・
まぁ全く言葉として語られてないのでちゃんとした推察は出来ませんが
表情から見るに麗を留年にすることに関しては抵抗があったようです
教卓に立つ姿も今とは違って影もなくどこか明朗としていました　この描写を最後に残した意味は果たして・・・
まぁでも現状において重要なのは紫藤にとってその過去の思いや姿などが
とるに足らないものとなってしまったということ　救いようがないのもまた現状では事実じゃないかな
そんな自分と父を追い詰めた紫藤に刃を向ける麗・・・決めるのは彼女自身・・・
だが譲治の後押しがありながらも結局麗は紫藤を殺すことはありませんでした
殺す価値もありません
そう冷たく言い放った麗　まぁ言ってしまうと在り来りなセリフではあるが紫藤には刺さったようですね
彼が父への一種の抵抗として就いた教育者という仕事　だが彼の死をもってしての最後の教育も無価値と言って切り捨てられた
きっと以前は彼の中にも正義はあっただろうに最後は全てが嘘になって無価値に終わってしまった・・・
そんな紫藤を強制排除する壮一郎・・・
お前は去れ！
すでにくだらぬものに染まっている
お前の教え子と共に！！
・・・全部持って行かれたよ　いい加減壮一郎さんカッコ良すぎだろ　これは確実に濡れるッ！
やはり持ってて助かる彗眼ですよね　もちろん国会議員だという紫藤の親父のことも下衆だと一蹴していたでしょう
まぁ一般的にとても見抜きやすい狡い顔だとは思うけどねｗ
生徒諸共地獄に排除したのは彼らしかった　危険分子は徹底的に排除・・・清々しくていいな
なにより現状を見ず日常を執拗に連呼する大人たちも抱えてるんだからね・・・これ以上厄介なものは抱えられないよ＾＾；





てことでバイバイ紫藤な11話でした

まさか次回で最終回・・でしょうかね？　EDも全12曲って公式にあるし
となるとどう終わらせるのか・・・ベタベタに俺達の（ryでしょうかね＾＾；
でも予告見るとネクストステージを感じるんだよな　原作はどうなってるんだろ
にしてもついに核発射か・・・まさかの世紀末編突入でしょうかねｗ　壮一郎さんならすぐマッチすると思うよｗ

ではノシ

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