世紀末オカルト学院 第10話 「暖炉のあかり」 の感想

マヤたちは、あかりの父親・岡本健吾をつき止める。あかりのことを聞こうとするが、岡本は「帰れ」の一点張りで取りつく島もない。その帰り、マヤは一人、生家を訪れる。もうすぐ取り壊されてしまう家を見つめ、寂しげな表情を浮かべるマヤ。翌日、文明に呼び出されて行くと、彼は珍しく真剣な顔をして、マヤに告げた。「お前のことを、もっと知りたい――」

真夏のクリスマス


あかりの死の真相と父が悔やんでも悔やみきれないもの・・・
案の定あかりの物語は本筋とは直接的にリンクせず単回として終わったものの
展開はとてもベタで、だがとても心温まる結末を迎えてくれましたね＾＾
男親としての苦悩と悔やみきれない失態・・・だが最期には前を向き名一杯娘を抱きしめ謝ることが出来た
ありがとう、パパ
彼にとってはこの一言が全てですね・・・あかりのなかではパパとサンタが同義だったんでしょう
サンタが来て欲しいという言葉の中にはもしかしたら以前のパパに戻って欲しいという意味合いも込められてたんじゃないかな
兎にも角にもなんともベタな展開ではあったが地味に感動してしまいましたね＾＾
最期あかりが天に召されるシーンもこれまたベタではあったがジーンときた


まぁでも何度も言うように今回のお話、本筋に必要かと聞かれれば微妙でしょう＾＾；
その中で気になった、というより目についたのが文明の進歩ですかね・・・
今までになく主人公然とした態度でマヤに近付き協力を申し出る文明
確かに今回は彼よりマヤに焦点が当たっているのでその不安定なマヤとの対比で文明のそれとない進歩が描かれたんだと思うが
ここまで進歩する要員が果たしてあっただろうかと聞かれると甚だ疑問だｗ
彼のその意気があまりに今までの彼とは比べられないものとなっていて置いてけぼりをくらった感じですかね
最初は夢オチかなのかと思ってしまいました・・・・マヤも素っ頓狂な顔して驚いておりましたよｗ
まぁ直後に美風が例の如く空気を読まず二人の間に入って結果文明は鼻を伸ばしてしまうので
最終的なところでは今までの彼とはそう変わらないのかもしれないが・・・・大体にしてそんなに重要なところでもないけど
にしても美風がウゼェｗ
あの二人の間を引き裂くような入り方は今まででも群を抜いて物凄かったですね＾＾；
いい加減イラついてきましたよ・・・いくらなんでもあざとすぎんだろ・・・おっぱいがあんなに憎いのも珍しい！！
ホント彼女の目的ってなんなんでしょうかね　どうやら教頭とはまた別の立場みたいだし
ともあれ早く正体を見せてくれることを期待します





てことでなかなか本筋に戻らない10話でした

まさかマヤの生家で一つも本筋へのヒントが仄めかされないとは・・・・
ノストラダムスの鍵、最低でもそれに繋がる何かしらものが出てくると踏んでたんですがこれはどうしたことか
心新たに二人並んで決意を固めてる場合じゃないですよね＾＾；
詳細は知りませんが残された時間はあと2、3話がせいぜいでしょう
この2,3話で果たして美風の正体、教頭の計画、そしてノストラダムス云々を全て綺麗に処理することが出来るのか
てことで次回なんですがなんと「マヤの死」ときた・・・！
これはまた近年でもそう見なくなったレベルの起爆剤ですね＾＾；
それに乗じて美風もさらに体的アプローチを試みてくるし・・・
なんにしても果たして上手くこの爆弾を取り扱えるか否か・・・ガンバッテ欲しいもの！

ではノシ





余談

ツイスターゲームのこずえひどかったなぁ・・・花澤さん史上最狂だろｗ

---

世紀末 オカルト学院 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (2010/09/22) 日笠陽子水島大宙 商品詳細を見る