死んだ母親を蘇らせようと錬金術の禁忌を侵した兄弟。その結果、左脚と右腕を失った兄、エドワード・エルリックと全身を失って鎧に魂を定着させたアルフォンス・エルリックは失ったものを取り戻すため、幻の「賢者の石」を探す旅に出る。
監督:入江泰浩/シリーズ構成:大野木寛/キャラクターデザイン:菅野宏紀/美術デザイン:金平和茂/美術監督:佐藤豪志/背景:草薙/色彩設計:中尾総子/錬成陣デザイン:荒牧伸志/音楽:千住明/音響監督:三間雅文/アニメーション制作:ボンズ/製作:鋼の錬金術師製作委員会
エドワード・エルリック:朴璐美/アルフォンス・エルリック:釘宮理恵/ウィンリィ・ロックベル:高本めぐみ/ロイ・マスタング:三木眞一郎/リザ・ホークアイ:折笠富美子/アレックス・ルイ・アームストロング:内海賢二/マース・ヒューズ:藤原啓治/ジャン・ハボック:うえだゆうじ/ヴァトー・ファルマン:浜田賢二/マリア・ロス:名塚佳織/キング・ブラッドレイ:柴田秀勝/スカー:三宅健太/ラスト:井上喜久子/グラトニー:白鳥哲/エンヴィー:高山みなみ/ゾルフ・J・キンブリー:吉野裕行/アイザック・マクドゥーガル:山寺宏一
OP:YUI「again」/NICO Touches the Walls「ホログラム」/スキマスイッチ「ゴールデンタイムラバー」/CHEMISTRY「Period」
エド、アルの長い旅路がいま終わりを迎える
旅の終わりと始まり・・・ついに終わるエルリック兄弟の長きに渡る旅・・・それぞれの物語が一旦の終着を迎えまたそれぞれが次の道に歩みだすなんともらしい最終回でしたね^^
まぁ最後の爆弾発表に全てを持って行かれた感はありますがw ほんと一体何するんだろw
大佐たちはこの戦いに尽力してくれたイシュヴァール人たちに恩を返すため
失明しながらも前に進もうとしていた・・・この最終回で原作から最も改変されてるのがこの点ですね目が見えずとも大佐はまず第一に彼らのすべての発端であるイシュヴァール戦のことを考えた
それだけに彼らの中のイシュヴァール戦は未だ重いということでしょうね・・・
あまり描写されなかったのが今になってちょっと悔やまれますな・・・やっぱあの内容を1話で消化とかあり得ないよね^^;
まぁこの改変は単純にシーンの違いによるものかもしれません 原作とは時間もシチュかなり違ってますからね
でも面白い改変だったとも思います
彼らは怒るかもしれないな・・・あと鋼のも・・いろいろ考えさせられるセリフですね・・・原作以上に賢者の石の扱いをとても丁寧に描けていると思います
エドは自分達のせいで体を持って行かれたのだから賢者の石を使わなかった
だが大佐は特に自分のせいで目を持って行かれたわけではない
でもそれ以上に彼は自分のしてきたイシュヴァール人への罪を重く感じている・・・
そんな自分が彼らの魂で出来た賢者の石を使う意味・・・重すぎますねしかもここでハボックを優先させるというサプライズ^^
このサプライズはどうなんでしょうねぇ・・・確かに原作だとわりと軽くスルーされていて
この改変にともなって、あぁ確かにそういう道もあるんだよなぁと思ったぐらいです
まぁあの賢者の石で二人分治るというのならなんの問題もないんですけどね
余談として原作はどうなっているのか書いておくと
マルーコー先生がイシュヴァールで医者として身を置きたいと決断したり
その様子からいつかの死から目を背けないキンブリーのことを思い出したりとコチラもコチラでなかなか面白い
まぁ総じてどちらにもいい面があるということで最後の改変談義はFA
他スカーがオリヴィエ様に拾われたり、リンがシンを統べる盟約を立てたり・・・
スカーとオリヴィエ様はなんでかそりが合いますね^^;やっぱりオリヴィエ様ははっきりとした屈強な男が好みなんでしょうね
名のないスカーをイシュヴァール人と呼ぶ彼女の言葉もまた印象的
今まで名もなく浮浪していたスカーをしっかりと地に付ける力ある言葉だったと思います
リンはグリードの癖が写ったかw 強欲も悪くないものです^^
でも残念だったのはランファンの進言のシーンがなかったこと・・・・
先のノックス先生がその場にいなかったことにより連結させることが出来なかったんですよね
子供たちが殺しあうのは見たくないといったノックス先生の言葉を受けて
メイや他の民族等を守ってくれるように進言したランファン・・・このシーンがないのは惜しいなぁ
さっきのキンブリーといいやっぱりキャラの絡め方は原作が群を抜きすぎてますね^^;・・・・結局また改変談義になってしまったおw
そしてついにウィンリィのもとに帰ってくるエルリック兄弟
・・・BGMが異様に壮大で荘厳ですね^^;そんなに重く見せなくても^^;
まぁ無事元の体に戻ってウィンリィのもとに帰ってくるまでがこの旅の最終終着地点ですからね こういう見せ方もありか^^
だが二人は落ち着くことなくすぐにまた新しいたびに立ってしまう・・・期待のエドの告白シーンですね
相変わらず等価交換の法則云々でこ難しく告白するエド
俺の人生を半分やるからお前の人生半分くれ・・・・不器用すぎます^^
そんなエドにウィンリィがどこか照れながら答える
半分どころか全部あげるわよ・・・いやぁアルの言葉を借りるのであれば青春ですね^^
これは等価交換なんてものじゃない、臭いかもしれませんが
これこそ限りなく人間の真理なんじゃないかな
アルの考えた新しい等価交換を否定する新しい法則や最後の締めのセリフも同じことを言ってると思います
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない未来のエド達の写真を背景に語られるこの作品の最後を締める言葉
彼らが得たものがその写真に写されたものだとすれば
彼らが払った対価はその結果以上の人生という旅・・・だったのかもしれないですね^^
てことで一年三ヶ月続いた鋼の錬金術師FA最終回でしたまぁなにより最後につっこんでおきたい劇場版ですよええ
原作既読組な自分は最終回以上に最後の劇場版決定の方に気が行ってしまったw
ハガレンというネームプライスとこの発表の仕方を考えるとヘタなものは許されないと思うんですよそれは原作組からしてもアニメ組からしても同様ですよね
となると望むべき内容は大きく出て完全新作!!・・・という道しかないと思います
ぶっちゃけハズレ臭がしますよね・・・こんなに綺麗に終わったのにどう続けるというのか
いや続けるだけだったらいくらでもやり用はあると思いますが、どんなものでももう蛇足ですよね^^;
なら利口に最終決戦の作り直しか・・・ベタだけどまだソッチの方が安心だなぁw
まぁ期待しておきます! どう転ぶか本当に気になるんでね^^
総括はぼそぼそさんの企画の時ということでここでは割愛
ちょっとリアルの方が緊急事態で気もそぞろでして・・・もしかしたらいたたまれなくなって追記するかもせんです^^;
では最後に
スタッフ、声優の皆様 一年三ヶ月の間本当にお疲れ様でした!!
劇場版・・・一応期待しときます^^ではノシ
余談セキレイ今日からか・・・まぁ前期の荒川帯に入らなくてよかったかな^^;
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