少年・音無はふと気がついたら死後の世界にいた。生前の記憶がない彼は、出会ったばかりのゆりから「死んだ世界戦線」へ勧誘される。ゆりは神に反逆する「死んだ世界戦線」のリーダーで、天使との戦いを繰り広げていたのだ。ゆりが戦う相手・天使は成仏しようとしない「死んだ世界戦線」メンバーに対して容赦ない攻撃を仕掛けてくる。音無は、わけもわからないままゆりと共に戦うことを選ぶ……。
原作・脚本:麻枝准/キャラクター原案:Na-Ga/監督:岸誠二/キャラクターデザイン・総作画監督:平田雄三/音響監督:飯田里樹/アニメーション制作:ピーエーワークス
音無:神谷浩史/ゆり:櫻井浩美/天使:花澤香菜/ユイ:喜多村英梨/日向:木村良平/高松:水島大宙/野田:高木俊/椎名:斎藤楓子/遊佐:牧野由依/藤巻:増田裕生/TK:Michael Rivas/松下:徳本英一郎/大山:小林由美子/チャー:東地宏樹/岩沢:沢城みゆき/ひさ子:松浦チエ/入江:阿澄佳奈/関根:加藤英美里
音無の過去嬉しいのか嬉しくないのか
まさかの青春アニメだったことが6時間前のMステでネタバレしてた件^^;前記事ではおちゃらけて突っ込みましたが本当に驚きましたね・・・これから欠かさずチェックしなければ・・・w
てかランキング時の視聴率とか知りたいですなw 跳ね上がってるだろうよww
何はともあれ予告通り音無の生前の記憶がより鮮明に明らかになった今回やはりあの列車事故だけで終わった訳ではありませんでしたね
センター試験に向かう音無の乗る列車はトンネル内で脱線したことにより前と後ろの車両が押しつぶされてしまった・・・
音無の乗る車両は幸いにも転倒だけで済みますが前後の車両が押し潰されてしまったことにより
トンネル内で閉じ込められてしまいます もちろんすぐに救援がくるはずもなく・・・
音無はこんな時こそ医療の知識を持っている自分の出番だと言うことで真っ先に倒れている男性を救護
その男性こそ五十嵐君です 声は智一の方の関さんですね 個人的に最近関さんの声が好きなんですよ・・・今回のように落ち着いたキャラの関さんが特に好きだ^^
まぁどうして救援がこんなに遅れてしまったのかと言うことに突っ込む人も多いでしょうが
その点についてはやられやくさんの方で取り上げられているのを見たのでちょっと拝借させてもらいます
事件のモデル
平成8年2月10日午前8時10分頃、北海道余市町と古平町を結ぶ国道229号線の豊浜トンネル(延長1086m)で、
最大長さ70m、最大幅50m、最大深さ13m、体積約11000立方メートルの岩盤が崩落した。
この事故で、札幌雪祭りや小樽市へ向かう乗客を乗せた路線バス1台、乗用車2台がトンネル内で押し潰された。
このトンネルは海岸線に沿って山肌を削るように造られており、岩盤除去作業が思うように捗らず、二次災害の可能性から
救助が遅れた。その間、管理している建設省(当時)の現場責任者らに、被害を受けた家族等が「早期救助」を訴えて
詰め寄るなど現場は騒然とした。結局、事故から1週間後に20人全員の死亡が確認されるという惨事となった。
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage77.htm
この事件が実際モデルになっているかは分かりませんが
言えることはこういう形で救援が遅れる可能性も大いにしてあると言うことですね
そしてその悲惨さも文章から分かると思います
その中での音無の最後・・・自らの体も窮地に立たされてなお誰一人の命も救えないことを悔やみ苦しむ
そんな音無にちょっとウルッと来てしまいましたね・・・彼はあまりに優しかったです・・・もし誰も直接的には救えないまでも、妹の死を受けて彼は本当に成長したんだなと感じることが出来ましたな
さらに言うなれば音無を含め、彼らを救ったのは妹ちゃんの命を賭した存在やメッセージですよね
最終的には妹ちゃん正義ってことですよ!
今後関わってくることはもうないのかと思ってしまうと辛いお・・・そして保険証にドナー申請を書く下り
いきなりみんなが自分の財布などから取り出し始めて驚いたんだがあれって普通持ってる物なのかな?^^;
そんな無粋な疑問はさておき、音無のこの行動がみんなの人生に意味を与え
その意味を与えられたと同時に何かしらの希望が見えた、いいシーンだったじゃないかな実際あのような状況に立たされたら自分はどうするんだろう・・・と考えると
やっぱりドナー提供に丸を書くと思いますね 本当に失礼ながらの平時での雑感ですけども^^;
それは人の役に立ちたいからなのか、それとも自分の人生の意味を確かな物にしたいからなのか
感じたままに書くとこれはもうそんな言葉に出来る物ではないと感じます
人生の窮地に立たされて、もう自分は助からない、と悟ったときに
ドナー提供に丸をしない理由がないように感じます それは本能的なことなのかどうなのか・・・
その中で言えることはそれに丸を書くという道を提示した音無の存在は本当に大きいということですねきっと死を覚悟した瞬間、ドナー申請なんていう道はそうそうすぐには出てこない
妹の過去の言葉から迷いなくドナー申請に丸をした音無はとても救われたように感じました・・・
だから最終的には妹ちゃん正義ってことですよええ!!
また道を踏み間違えたときの回想でもいいので出てくれないかなぁ・・・天使ちゃんの真意明かされる天使ちゃんの目的・・・
みんなに人生が反抗だけではなく素晴らしい物だったと感じてほしい!その過程で歯車が噛み合わなくなり抗争の日々に突入してしまったと・・・どちらもぶっきらぼうすぎるw
今まで当たり前の学園生活をそれなりに押しつけてきたのも
彼らが生前青春を全うできていないことを知っていたかららしいです^^;
みんなが謳歌できなかった青春時代を過ごしてほしい・・・その一心で柄にもない生徒会長の位置につき
一人でがんばってきた天使ちゃん・・・マジ天使ちゃんだわ・・・俺も死んだら天使ちゃんと一緒に時代をやり直したいよ・・・
音無のことを結弦と名前で呼んだところは萌えたなぁ~
麻婆を「美味しい」ではなく「うまい」と言った時のような感じも受けなくはないが
なんだか慈愛と母性の溢れたようにその神々しさに死にそうになった・・・wそして
天使ちゃんが首を傾げたぞオラ~~!!あとで投票のアイコンにしときます
とにもかくにも天使ちゃんの本当の目的を知ってみんなを成仏させることに協力する音無
この考えはあまりに彼本意の考え方ではありますが
今の抗争の日々や天使との対立に溢れかえったこの世界が正しくないのは明白ですね確かに今のままでもSSSは楽しそうではあるし、気楽に仲間とくっちゃべっていりゃれやいいやってのも分かる
だからこの世界を一概に否定することは少々強引すぎます
ですが彼らは一度確かに死んだ そしてその過去をどこかでは必ず引き摺っている
厳然たる反抗の名の下生きてきた彼らがその意味を失った今こそ真実を見なければいけないのかな、と
でもこれから一人ずつ過去話を繰り広げていくんでしょうかねぇ・・・それは正直「ない」よなw漠然と一人一人成仏させていくとかあまりにもナンセンスすぎるような気がする その意味合いとかではなく見せ方として^^;
だからか反抗という旗印がなくなったこの世界に留まることの意味と
真実を受け入れ人生を確かなものとし死んでいく意味、の狭間で・・・という展開になるのかなと予想
特に音無も懸念していたゆりっぺの懐柔は一筋縄ではいかないでしょうね^^;
彼女も例に漏れず死の真相は明かされてないまでもあの過去をどう希望に転じることが出来るというのか・・・
もしかしたら全く光がない中での葛藤という展開もあるかもですね そっちの方が作品のテーマとして興味が持てそうだ
てことで心機一転な9話でした最後に言うのも難だがこの展開は実にこれまでのだーまえらしいですよねw
てか前回の天使増殖からその気が見えていたような気もする^^;
どんな状況下でもなにかしらの笑いをとる方向に転じるんですよね・・・それなりの重さを期待する管理人はこの緩急に未だちゃんと着いて行けてないかもせんですw
ではノシ
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